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渓流 山本 秀

自然美溢れる夏ヤマメ[渡良瀬川両毛漁協・利根川利根漁協]

私がホームグランドにしている、利根川・渡良瀬川は先週末の集中豪雨で増水気味、利根川は利根漁協地区の綾戸ダムの水門を開け、土砂排出。23日は利根川本流筋が濁っていたけど、24日は上流(上牧)からの放水口が濁り、綾戸ダムの貯まりは二色に分かれていました。

そんな悪条件の中、釣り友達と一緒に、1日目利根川沼田・月夜野地区、2日目は単独、渡良瀬川桐生地区に釣行してきました。

【23日 利根川沼田・月夜野地区】
ノンビリと朝7時30分、濁りがキツイ川に入川。友達を待ちながら、大型ヤマメに思いを馳せる。9時頃に友達と合流。濁りの中、二人で竿を振る、大型のヤマメは欲しいけど今回は厳しそう。一応、午前中は大物狙いで竿を振るが・・やはり厳しい利根川。
11時30分。一旦、竿をたたみ、いつも立ち寄る、財布に優しい「利根食堂」でランチタイム&作戦会議。上流、月夜野地区でヤマメ、あわよくば遡上のヤマメを狙うことに。
掌より小さな当歳魚は数多くアタルものの、良いサイズが中々掛かってくれない・・。楽しいことをしていると時間が経つのは早く感じると、まさにその通りで、黙々と竿を振るも、釣れないまま18時。
「今日は駄目かな・・」と思った矢先に目印に違和感、「夕マズメかな!?」と、
途端に24cmのヤマメが掛かってきました。

綺麗な魚体、ヤマメを感じられて良かったと、少し安心した矢先、再びアタリ。
またまた24cmの綺麗なパーマーク。

毎年見るが、夏ヤマメの体の模様は何とも言えない美しさ。

それでも、贅沢な考えですが、やはり尺上が欲しい・・。
ふと、上流を見ると夏ヤマメを狙うにはベストマッチな景観の中の友達が。

同じ場所を丹念に探り、水深2メートルの底石のキワに餌が通る瞬間に強いアタリ。
活性が高まり始めたのかな!?
と、竿を捌き、やり取りを楽しむ。
29cmのヤマメ、尺には足らない泣き尺ヤマメ。

間違って大物!と思い、道糸1.2号、ハリス1号と太目のラインで勝負していましたが、VARIVASプロステージ本流エクストリームの高水準ラインにヤマメは違和感を感じなかったのかも(笑)

この日は納竿、上牧温泉で汗を流し恒例夜の部で釣り談議を楽しみ就寝。

【24日 渡良瀬川桐生地区】
利根川で朝を向かえましたが、仕事・前日の疲れで起床は8時30分。友達と相談し、ポイントを選択、川を見てから釣りをすることに決め現場に移動。利根川は二色に分かれていました・・。夜に上流の降雨量が多かった様で、支流との合流から下流は濁りと澄んだ水で二色になっていて、残念ながら利根川を断念。帰路に付くことになり友達と別れ・・単身、渡良瀬川へ!

10時30分、桐生に到着。
気温はすでに35℃、水温は・・浅場で22℃、流れ込みで18℃・・駄目かなと思ったが、長年通っている河川、「何とか一本!」

と、何故か意欲が沸き、川虫を採取して、水深2メートルを端から端まで、仕掛けが届く限り探る。当歳魚が餌を突き数匹釣り上げる中、渋めの大型のアタリがあるものの、掛からない。ハリをサクラ・サツキからきじ・ぶどう虫に変え仕掛けを打ち込むと、直ぐにアタリ。今度はノリました。
俊敏で力強い走り、広い流れを縦横無尽に突っ込みまくる。泳ぎに合わせながら竿を捌き、ヘソまで立ち込んでいる中でのタモ入れ。


重量感たっぷりの31cmの渡良瀬ヤマメ

野性味溢れる魚体にパーマークが、何故だかミスマッチな夏ヤマメ。
この一本が凄く嬉しい釣行でした。

[当日のタックル]
竿:本流竿8.5m
道糸:VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム フロロカーボン 1.2号(利根川)、1号(渡良瀬川) 9.5m
ハリス:VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム フロロカーボン 1号(利根川)40cm、渓流 エクストリーム フロロカーボン 0.8号(渡良瀬川)30cm
目印:VARIVAS みえる目印 極太 グリーン×2、オレンジ×1
オモリ:VARIVAS スーパーエコオモリ 4B×2
ハリ:VARIVAS サクラ・サツキ ブロンズ 3号、4号 (外掛け枕結び)、GRAN 渓流鈎 きじブドウ虫 2号
ハリ:ミミズ2匹(通し掛けとチョン掛け)、クロカワ蒸し

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