夏の一本を求め、利根川に釣行するつもりでしたが、前日の集中豪雨で川の状態が不安定と予想。雨上がりのときの自分なりのジンクスに従い渡良瀬川に釣行しました。川岸には、黒とメタリックブルーの色彩が美しいハグロトンボが飛び交います。
5時に入川したものの、さほど増水もしておらず笹濁り…。水温は19度…。1時間アタリ無し…。水温は時間と供に上昇、白波で酸素が多く流れ込んでいる落ち込みを…とも思ったのですが、水温重視で2m程の深場の底狙いにピンポイントで集中攻撃。
8時頃やっと27cmの銀色の山女魚。しつこく同じポイントを探っていると、餌が吹け上がる瞬間に待望のアタリ。小さなアタリではあるが明確な大型の魚信。ハリはしっかりと口の中に喰い込んでいるようで「カツカツ」という魚信よりは「ゴツゴツ」といった感じ。フカセ気味の流し方でオモリ先行なので、しっかりとハリ掛かりを確信。10m程下り、タモ入れ。美しいオレンジの縁の尾鰭に夏ヤマメ色の背中、薄っすら桃色と紫色の体。パーマークもくっきりとカッコ良く、丸々と脂ののった魚体。36cm。
私は料理人なので「昆布〆にして2日寝かせて、熱燗で一杯・・(笑)」と思える魚体。その後直ぐにもう一本掛かったが、こちらは残念ながら弾かれてしまいました。
渡良瀬川は魚影が濃く、細かく探れば釣果に繋がるので、「ここだ!」と思うポイントで、粘って釣ると良い釣果が出ると思います。キャッチ&リリース区間もあるので、釣行前にHP等で確認することをお勧めいたします。
渡良瀬川桐生地区「両毛漁業協同組合」
www.ryomo-fishing.com/index.html
[タックル]
竿: 本流竿 8.5m
道糸: VARIVAS テストライン1号 9m
ハリス: VARIVAS テストライン1号 50cm
目印: VARIVAS みえる目印 グリーン×1、オレンジ×2
オモリ: 割りビシ 大
ハリ: GRAN サクラマス・サツキマス 3号
餌: キジ2匹掛け