皆さんこんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。
先日1月25日に桧原湖へ今シーズン初釣りへ行き、初釣りから爆釣スタートを切ることができました。
今回僕が行ったのは、氷が張った湖にドリルで穴を空けてバスを狙う氷上バスフィッシング。
時間的には午前中3時間と短い時間でしたが、パターンを見つけ出した瞬間から僅か40分で9連発という連発劇でした。
この時発見したパターンは、ワンドの一番奥にあるスーパーディープ水深18m以深から上がった所にある16m~17mの狭いフラットの小さな岩の段差。このフラットの段差に溜まっているバスを、重め(16~18g)のアイスジグと3Dジグを使い、素早いフォールとアクションでリアクションバイトさせるパターンでした。
厳冬期のディープの釣りなので、リアクション優位なのは当たり前のようにも思えますが、同じアイスジグでも軽めの物を使いアクションをややスローにさせ、更にステイ時間を取ってステイ中に食わせた方が釣れる場合もあるため、一概には言えません。
しかし今回は、まだ氷が張ってそれほど日が経っていないこともあり、バスのレンジも深めである上、重いルアーでよりリアクション要素を強くした方が圧倒的に反応が良く、更にバイトも深くしっかりとフッキングしていましたね。
基本的にこの氷上バスフィッシングでのアイスジグの釣りに使うロッドは、ルアーのウエイトが軽い時でも重い時でも硬めのロッドを使うのですが、今回の様に重いルアーでリアクションの釣りをする場合はより高感度で張りがある硬めのロッドを使うアドバンテージは大きくなります。
ともすればロッドは当然、普段はフットボール竿として愛用しているブラックウィドウ「ディープトリッカー」が必然的にベストな選択となります。
水深15m以深で重いアイスジグにキレのあるアクションを与えリアクションを誘発し、バイトを感知したら片手で速撃フッキングを入れる。
正にこのディープトリッカーが得意とするリアクション釣法の典型ですね。
瞬発的に突然やって来る一瞬のリアクションバイトを、一瞬でカウンターフックアップさせるこの釣りは、とにかく張りがある高感度高反発なディープトリッカーが必要不可欠となります。
そして使用したラインはデッドオアアライブプレミアム8ポンド。
気温が-10℃になることもザラな、ある意味極限状態での使用となる氷上バスフィッシングでは、やはりラインも信頼する物を使いたいですね。下手にコーティング加工が甘いラインを使用すると、ラインが凍りつき、釣りにならなくなってしまいます。コーティングがしっかりしているデッドオアアライブプレミアムは、そんな極限状態での使用でも、その高性能ぶりを発揮してくれました。
また、このリアクションの釣りの特性を考えると、ヴァンガードも適任かもしれませんね。