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2月25日(日)に静岡県東山湖で開催されました『トラウトキング選手権大会 THE TEAM BATTLE』にVARIVASオフィシャルチームとして参戦してきました。
挑んだチームメンバーは今期始動のトラキンプロシリーズ初代チャンピオンにも輝いたVARIVASフィールドスタッフ森田健太郎プロ(愛称:モリケン)、そしてVARIVASスタッフの内田、宮坂の3名。

事前の予報通り、大会当日は朝から大雪、次第に午後にかけて霙、雨と・・・。苦しい状況ながらも各チームが熱戦を繰り広げる中、結果からいうとVARIVASオフィシャルチームは予選リーグ(5チーム中1チーム勝ち抜け)を1位通過し、第2回戦(3チーム中1チーム勝ち抜け)にて惜しくもサドン敗退となりました。

大雪に見舞われたチームバトル

予選リーグで入ったポジションは受付対岸の通称“国道側”。運の良いことに前日のプラクティスで入釣したのとほぼ同様の場所。
放流が入るまでの序盤はプラクティスで唯一掴んでいたパターンでもあるスローシンキングタイプのクランクをメインとした中層の釣り。数こそ伸びないものの、この1匹を絞り出せるか否かが勝敗を大きく左右する展開でした。

放流が入って以降は大きく展開が変わり、思ったよりも早く放流魚が回ってきたことに気づいてからは完全なる「放流パターン」に。2g台のスプーンで沖ボトムからの巻き上げがハマり、ここから調子を上げていき、予選リーグをトップで勝ち抜くことができました。
メインラインはメンバーそれぞれスーパーエステルの0.3号。

第2回戦は大きく場所を移動し、受付側。
まだ沖では放流の活性が残っており、スプーンのグリーンゴールド系や金残しといった放流~放流セカンド系のパターンがメイン展開となる中、各チームハイペースでヒットコールが続く緊迫した戦いに。

コンスタントに拾いつつも最終的には3チーム中の上位2チームで同引数となり、ここでサドンを勝ち切れず敗退となりました。

この日は強気に高活性な魚を狙い続けたチームが上位入賞をされていたようで、その高活性な魚をしっかりと見つけアジャストできるか否かが勝敗のカギだったような、そんな印象でした。

参加選手の皆様、運営スタッフの皆様、協賛メーカー各社様、会場となった東山湖様、今年も大いに盛り上がるチームバトルを執り行っていただきありがとうございました。

試合運びに大きく貢献したARD-62T-DTS

今回のチームバトルを戦う中で、特に放流が効いて以降、大きく活躍を魅せたのがエリアドライブARD-62T-DTS
グラファイトワークスを手掛けるビルダー安達のチューンナップ術がインストールされた、トーナメントを制するための機能と性能だけを求めたエリアトラウト専用ロッド。
ティップセクションはL(ライト)クラスの繊細さを持ちながら、バットセクションはML(ミディアムライト)クラスのパワーを備えたようなイメージで、テーパーはファースト寄りのアクションです。
(※62Tの「T」はチューブラーを意味しています)

アンダー1gクラスのマイクロスプーンを除けば、エリアトラウトで使用する大半のルアーを扱い切れるほどの万能さを持ちながら、どの釣りにおいても80点、いや90点を取れてしまうような、セッティング次第で特化型ともなり得るロッドです。ロッドの持ち込み本数が限られる上、不意のタックルトラブルにも対処しなければならないトーナメントシーンにおいても重宝されるスペックとなっています。

6フィート2インチというレングスに加え操作性に優れた繊細なティップセクションは沖での正確なルアー操作やダイレクトなフッキングを可能にし、バットにかけては柔軟かつ粘りのあるテーパーがファイトへの追従性を高めることで取りこぼしを低減し、東山湖のような大規模ポンドにおいても安心感のある頼れる1本となります。

今回の試合の中でも、沖への遠投から操作、フッキング、ファイト、ランディングまでの一連を不自由なくスムーズに熟し、放流後の釣果に大きく貢献してくれました。

エステルラインとの相性も良く、特にスーパーエステルES2の0.3~0.4号を用いた中量級~重量級のスプーニング、さらには操作系のボトムプラグやフルサイズクランクにも対応が可能です。

また、トーナメントシーンでのウイニングパターンとしても珍しくないジャーク系のミノーイングにおいても適度な入り具合を持ったティップが相性良く、間もなく迎えるトラキンエキスパートシリーズ第3戦の地である醒井養鱒場などでも活躍に期待が持てるロッドです。

ぜひ、VARIVASラインとともにお試ししてみてはいかがでしょうか。



エリアドライブ TS
(トーナメントスペック)